2005.01.29

風呂用本

 少し古いネタだけど風呂用の本があるらしい。

asahi.com : BOOKアサヒコム : 出版ニュース

 風呂で本を読みたい人って結構いる。でも風呂で本を読むと紙が湿気すって本が膨れ上がるんですよね。
 携帯電話で防水って今あるのかな。昔あったような気がするが。もしあればそれで風呂ケータイ読書ってのが一番よさそうですね。

(追記)
 携帯電話用防水ケースってのが結構売られているらしい。見つけたら一度風呂ケータイ読書にトライしてみよう。
 上記の風呂用本は有限会社フロンティアニセンで売っている。


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2004.04.14

メールマガジンを書店店頭でオンデマンド

まぐまぐとNRI、コニカミノルタが共同で、メールマガジンを書店店頭で印刷・製本・販売する「まぐまぐ文庫」を開始した。
ニュースリリース

 専用の印刷製本機を店頭に設置した書店等が、顧客からの注文を受けた後に、インターネット経由で配信されたメールマガジンの原稿データを印刷・製本・販売します。80ページ程度の書籍であれば、約40秒で印刷・製本することが可能です。

 機械が設置される書店は全国で14店、東京ではジュンク堂、八重洲ブックセンターなど5店。ネット上ではイーブックプリント ドットコムで販売されるようだ。

 リアル書店に機械を設置するというところが注目ですね。オンデマンド印刷はメールマガジンだけでなく専門書や絶版本でも活用できる。おもしろい動きだ。
 このシステムはブックフェアでも展示されるようだ。


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2004.03.23

「中国で版権ビジネス」続報

 以前書いた中西印刷の「中国で版権ビジネス」の詳細が文化通信2004/3/22に載っている。
 提携第1号は畠山芳雄著「こんな幹部は辞表を書け」など日本能率協会のビジネス書15点とビデオ98タイトル。
 同じ号に日販が新華書店と提携して北京で書店経営に乗り出すという記事も載った。日中の出版交流が盛んになってきている。

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2004.03.16

日本著作権協会 その2

 日本著作権協会(JPCA)のWebページに「出版社のかたがたへ」という呼びかけページがある。
 その中に前の記事で不明とした複写権センターとの関係について表明している。

複写権センターが複写使用料を徴収し配分しているのは、出版者著作権協議会(日本書籍出版協会、日本雑誌協会、自然科学書協会、出版梓会、日本図書教材協会、日本専門新聞協会、日本楽譜出版協会)に参加している出版社が委任を受けた著作物だけです。それ以外の出版社から出された著作物は、複写について、無権利の状態におかれ、その著作物の著者(著作権者)の権利は侵害されたままです

 文化通信の「出版時評」(2004/3/15)によればこれは

JPCAの設立には、出版者著作権協議会が流対協の加入要請を断ったという背景がある。

らしい(JPCAの設立メンバーの中には流対協メンバーが多く含まれている)。
 複写権についてはJCLS(日本著作出版権管理システム)という組織もすでにあり、これで3つ目の団体になる。業界の外から眺めれば理解不能なありさまだろう。出版社の権利の獲得自体が難しい課題だというのに…

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「日本出版著作権協会」設立

 「日本出版著作権協会」という団体が設立された。出版物の著作権全般を総合的に管理する有限責任中間法人。
 ・複製化(コピー・CD-ROM化・出版権仲介など)
 ・貸与(書籍レンタル)
 ・電子書籍化
 などの権利処理と出版社の著作隣接権などの獲得を目指す。(新文化2004/3/11)
 出版流通対策協議会のメンバーが中心になっている。中小版元35社が加盟。著作権全般を扱う点と大手中心ではなくという点が特色。
 複写権センターや貸与権連絡センターなどの団体との関係はどうなっているのか?CD-ROM化や電子書籍化で発生する権利処理のセンターって何?出版社の著作隣接権獲得の内容は?などなど不明な点が多いが報道されていない。
追記:
 Webはまだ準備段階だがhttp://www.e-jpca.com/

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2004.03.01

中国で版権ビジネス

 日本はコンテンツの輸入大国だが輸出はほとんどない(アニメとマンガは別だが)。
 名古屋の西川印刷が中国の人民出版社と提携し日本の出版社から買い取った版権をもとにビジネス書を発行するという。
 東アジア市場は日本の出版社にとって魅力があるはずだ。成り行きに注目。

NIKKEI NET 中部版

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2004.02.25

ビジネス支援図書館

 品川区にビジネス支援図書館がこの7月開館されるという報道があった(新文化2004/2/19)。
 概要は以下
 区立大崎図書館の2階76坪
 産業・ビジネス関連に特化した図書4000冊、雑誌約50誌、新聞20誌
 日経レテコン21や官報、新聞記事、特許情報、マガジンプラスなどのDB

 リファレンス機能が充実した図書館の登場は歓迎だ。高価なDBが検索できるのは中小会社としてはとてもうれしい。23区では初、全国でも最大級とのこと。こういった図書館が広がれば「図書館貸本屋論」はなくなるだろう。

 なおビジネス支援図書館推進協議会という団体もあるらしい。役員には大学教授や図書館関係者にまじってひつじ書房の松本社長などの名前もある。

追記
「地域の経済2003」(内閣府)にビジネス支援図書館の動向が報告されている。(第1部 第1章 第1節 4.動き始めたビジネス支援図書館)
http://www5.cao.go.jp/j-j/cr/cr03/index-pdf.html
 

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2004.02.20

貸与権管理センターの事業モデル

 2月9日の「21世紀のコミック作家の著作権を考える会」の総会で「貸与権管理センター」の事業モデルが少し詳細になってきた。(『新文化』2004/02/19)
 それによるとセンターは7月設立、事業モデルの詳細は以下のようになる。

  新刊コミック貸出禁止期間 3ヶ月
  書籍貸出禁止期間     6ヶ月
  レンタル許諾料      本体価格と同額

 レンタル許諾料が本体と同額ということはレンタル業が流行っても収入が増えるということにはならない。貸出禁止期間を設けることで本の売り上げを増やそうということだ。
 「レンタルがあるから新刊が売れない。だからレンタルは禁止」というレンタル迷惑論から一歩も踏み出していないように感じる。レンタルという仕組みをもっとビジネスに活かそうという視点が欲しい。
 さてこれでコミックの売り上げが復調するのかどうか。貸与権管理センターは許諾料で運営可能か。著作権料が少しでも著作者に戻るのか。結果は目に見えている気がするが…

「貸与権管理センター」の事業モデルについては以下
文化審議会著作権分科会法制問題小委員会(第6回)議事要旨-資料2-2:「仮称:出版物貸与権管理センター」設立準備スケジュール(案)

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2004.02.10

どこでも読書

 PDAブックのミュージック・シーオー・ジェーピーが携帯向けの電子書籍配信「どこでも読書」を始めた。auの次世代携帯「WIN」向けEZweb公式サイトからアクセスできる。
  配信の方式はふたつ用意されている。ひとつは一冊ごとに購入する方法、もうひとつは会員制月額315円で読み放題というもの。

 PDAブックはケータイBookクラブというAU向けのブッククラブを昨年の6月より運営している(→リリース)。こちらは自分の好みにあわせて選んだコース内の作品は読み放題という内容。
 今回の「どこでも読書」はau Win版対応一冊づつ購入という方法の追加だ。

 会員制の部分はいわゆるブッククラブ方式だ。ブッククラブは印刷本の世界でもけっこう昔から行なわれている。

  「会員制による出版物通信販売組織。書籍流通の新ルートとして欧米諸国でさかん。会員はクラブ選定本から年間所定点数以上を注文し,クラブ版は原則として独自の装丁で市販本より安く配布される。」≪学研新世紀ビジュアル百科辞典≫

 この説明にも「欧米諸国でさかん」と書かれているように実は日本では成功していない。人の推薦本を読むという枠組みが嫌われている、もしくはまたアメリカのように書店まで行くのはたいへんという土地柄ではないことが影響しているとも言われている。少なくともわれわれの読書習慣の中にはブッククラブの本を読むという習慣はない。

 今回の一冊づつ購入メニューの追加はそんなことも影響しているのだろうか。

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2004.02.06

チラシ系

 これでもかこれでもかと商品を並べて売るWebのモールデザインを「チラシ系」というらしい。楽天のベストショップを決める「ショップ・オブ・ザ・イヤー2003」の上位3軒のようなサイトを指すらしい。
 ARTIFACT -人工事実- | ネットショップのサイトデザイン
 デザイナーさんからは少しため息が聞こえる。(チラシを要求するインターフェイス)

 ブックデザインの世界でもこれはある。大量に本がならぶ書店で、少しでも目立たせようとしたら「きれいなデザイン」では負ける。上がってきたデザイナーの作品を壊して大きな字、目立つ色にしたほうが勝つ。手元に置いておきたい本、書斎にあるとフィットする本は本屋の店頭ではまず埋もれてしまう。デザインと商売って微妙に相性が悪い。

 ところで私の知る限り本関連で一番徹底してチラシ系をやっているのは10daysbookだ。量に圧倒される。何か読みたいマンガがありそうな気がする。このトップページ気にいってる。

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