ここ数日、逆転裁判3を楽しんでいる。あと少しでクリアというタイミングでGameWatchにレビューが載った。
厳しく言うと、筆者は「逆転裁判 2」を見たとき、「逆転裁判1.5」くらいでいいと思った。…「逆転裁判 3」はせいぜい「逆転裁判1.6」程度の違いしか見られない。前作から1年以上の歳月がかかっている割には、この“変わらなさ”は異常と言ってもいい。
だが、ユーザーのニーズを含めて考えると話は180度変わる。筆者の知る限り、「逆転裁判」シリーズを遊んだファンから一番多く聞かれる声は、「早く新しいシナリオで遊ばせて欲しい」というものだった。
私も同意見。ゲーム性自体の進展も歓迎だが、新しいシナリオへの期待もゲームの楽しさには大きい。ゲーム性自体の進展というのはそんなに次から次へとあるものではあるまい。
しかしファミコン以来、ゲームは常に進歩するメディアだった。進歩が宿命づけられていたとも言える。
だから批評子はこう書く
ただ、作り手の姿勢としては、もっと強気に新しいものを盛り込んでいって欲しかった。このレビューを書くにあたっても、「逆転裁判」というシリーズを強くオススメすることはできても、「逆転裁判 3」という単品タイトルでどこが凄い、とは語りにくい。
つまり「批評しづらいんだよね」ということだろう。でも面白いシリーズの続作はまたまた面白い。それでいいのではと思う。ストーリーだって新しいひねりが加えられているし、キャラだって今までにない突飛な登場人物もでる。そのレベルでの批評やレビューこそ必要なのではないだろうか。
新しい技術を取り入れたり、新しい仕組みを作ったり、これでもかこれでもかと新機軸を出す。それがゲームを進歩させてきたことも事実だが、一方でそういうことを追求し過ぎて袋小路に入ってしまったのはないか。そういった仕組みや技術、新機軸の中に詰まった内容こそ大切にしなければならない。
その意味ではこのゲームが売れていることは好ましいことだろう。
→GAME Watch GBAゲームレビュー「逆転裁判 3」
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