先週ある会に出席した。(eijyo - コスモピアで討論会)
5名の方が辞書編集者なので、自然に、はてなキーワードやWikiPediaの話になり、
中略
はてなキーワードは「ビル・ゲイツ」のように不正確で一方的な解説があったり、大辞林からの引用があったりと危ない面もある。 …
blogやWikiだけの話ではないが、ネットが出現して情報が多層化した。
今までは出版物や新聞などオーサライズされた情報と口コミなどの非オーサライズ情報とがあって、信用度も単純に分かった。情報行動のほとんどがネットとなった現在、情報をどう受け止めるかについていろいろ考えなくてはならない時代だ。
その弊害を言うことは簡単だが、あまりオーサライズされない情報も受けることが可能になったことはとてもありがたいことだ。
オーサライズされると、新規なこと、小さなこと、タブーなどは無視される。あまり新しいことだとオーサライズする暇がないし、小さなことだと必要な費用がでない、タブーを扱うのは危険だ。でも「真理は少数者にあり」。本当に必要な情報はそんなところに隠れている。
問題はオーサライズのためには手間隙と費用が必要なのだが、無料コンテンツで充足してしまうとその社会的費用が回収できないことだ。結果、オーサライズされた情報がなくなる。多くの人が発信する時代であっても、出版社の役割が必要なはずだが中々これには答えが見つからない。
「電車男」のように、ネットは無料→印刷本は有料→印刷本で読者が広がる、有名になる。
というのもひとつの解だろうが、こいつは現時点での一時的なことだと思う。
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