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2004.03.06

ヴディブヂ

「僕が本当に若かった頃」: 「V」の日本語表記について

 Vの日本語表記が「ヴ」か「バビブベボ」かについて疑問をなげかけている。カタカナ表記は難しいと感じている人は多いし、どれが正しいのか悩んでいる人も多い。でも…
 外来語は英語ではないんです。日本語なんです。ですから日本語として素直な発音になるように記述すべきと思ってます。

 「ヴ」や「ディ」はちょっと前までは日本語の中では見かけない記述でした。たぶん日本人が英語に接することが多くなり「ヴ」や「ディ」という発音を不思議に思わなくなったのでしょうね。つまり日本の音韻として認められたのでそれ以降は「ヴ」「ディ」が登場してくるわけです。
 また日本語として定着した場合に、それを無理に現地音に近くするのも馬鹿げた行為です。学者に多いですがことばに対する見識を疑います。天ぷらやカステラなども言い換えなくてはならなくなりますし、漢字の訓などはもっての他になってしまいませんか。漢語を全部現地音にしたら日本語が崩壊します。
 「ビルヂング」が「ビルディング」へ変化したのに「ラヂオ」は「ラジオ」ともっと日本語的になったのは定着度の問題でしょうかね。
 日本語ですからmobileをモービルと記述した時とモバイルと記述したときに意味や使い方が区別されてもよいわけです。モバイルはもっぱらコンピュータ関連の移動概念で、アマチュア無線ではモービル・ハムですし、石油会社のモービル(mobil)は日本では自動車を意味します。日本語としての意味がたいせつで原義などもあまり関係ありません。
 日本人は外来語は日本語であるという当たり前の事実に気がつくべきだと思います。

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Comments

Googleで「テレヴィ」を検索していたらこんなことをまじめに研究してらっしゃる方を知った。
「カタカナ英語と英語教育」
http://www2.starcat.ne.jp/~kuniando/ronbun08katakana1.htm
「外来語を発信の道具として使う観点から(中略)新しい「カタカナ表記」の方法を試案として提言」されているが、英語教育のために日本語を変えるって何を考えてらっしゃるのか?本末転倒です。

Posted by: Sarumaru | 2004.03.06 at 04:13 AM

はじめまして。ウニと申します。電子テキストに強い興味を持っておりまして、定期的に拝読させていただいています。

表記の善し悪しや外来語のとらえ方に関してSarumaruさんのお考えに異議を唱えるつもりはないのですが、“「ヴ」や「ディ」はちょっと前までは日本語の中では見かけない記述でした。”という部分にはちょっと疑問を感じました。少なくとも「ヴ」に関しては、青空文庫などで旧字体のテキストを見る限り、明治から昭和初期にかけて、現在よりももっとさかんに使われていたと思います。

Posted by: うに | 2004.03.06 at 08:24 AM

「ちょっと前」を私が読み間違えていたみたいですね。すみません。

Posted by: うに | 2004.03.06 at 08:44 AM

 ご指摘ありがとうございます。たしかに「ヴ」は江戸にはありませんでしたが、明治~昭和初期には現在より多く使われているような気もしますね。そうすると現地音を「ヴ」で移してそれが「バビブベボ」に変化してまた最近「ヴ」が復活してきたという経過かなぁ。もしかして戦後の文部省の「外来語の表記」が影響しているかも知れませんね。

Posted by: Sarumaru | 2004.03.06 at 10:05 AM

はじめまして。カタカナ語に関するサイトを作っているものです。偶然、ここにたどりつきました。フロッピージスク、ジズニーランド、なんてどうでしょうか?
http://www5f.biglobe.ne.jp/~trustwords/k/k039-dilemma.htm

Posted by: applecheese | 2004.05.12 at 10:09 AM

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